2006/01/16

私は恥ずかしい

2006

「私は恥ずかしい」。女性漫画家で、テレビのコメンティターとしても活躍中の「石坂啓」さんのエッセー集です。東京新聞に掲載された「本音のコラム」を中心にまとめられたもの。

最近、本を読むことから遠ざかって久しく、ブログの記事を書いていても、まとまりのない文章を書く、私は恥ずかしい。^^;すこし、文章の纏め方の参考にと本屋さんに行きました。近くの古書店です。新刊書がすべて、500円。
喜んで探しましたら、この本を見つけました。

もう随分前ですが、朝日新聞の家庭欄に、「赤ちゃんが来た」、続いて、「こども界の人」という題名で、自分の出産と育児体験をコラムに連載されていました。それは、その後、朝日新聞社から、エッセー集として、出版され、大ゼストセラーに。

軽妙な語り口と巧みな表現力、息子さん「リクオ」君を見守る温かい目が、読むものの心を和ませてくれました。

これを思い出して、さっそく、手に取りページをめくると、あのユニークな文章とところどころのかわいい挿絵。内容は飾り気のない、ご自身の何気ない失敗談が綴ってありました。懐かしい「リクオ」君とのふれあいの一ページも。

コーヒーブレイクの片手にお勧めです。

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2005/06/02

「源氏物語が面白いほど分かる本」 筆者出口汪氏

徳川美術館に「初音の調度」を見に行きながら、初音の意味が分からなかった。源氏物語の23帖に「初音」があることを知って、この本を取り出してきた。

日本人である以上、この歴史的大文学を読んでおきたいと思った、若い頃。「新潮日本古典集成」のうち、源氏物語の第一巻「桐壺・帚木・空蝉・夕顔・若紫・末摘花」だけ読んだ。すぐ挫折。

数年前に、一番読みやすい「田辺源氏」を文庫本で買ってきた。しかしほとんど読まないまま、本棚に。。。

書店をぶらついてるときに、この本を見つけた。筆者は、予備校の講師をして見える。

内容は、源氏物語の超ダイジェスト版であり、そして、解説本。これを一通り読めば、源氏物語の全容が分かり、
丁寧な講義を聴いて、内容を理解できるという、一石二鳥の効果。(^_^;)

男女二人の生徒に講義するという形をとって、しかも、楽しいイラストが随所にあるので、読みやすい。

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2005/05/17

成吉思汗の秘密・高木彬光著

悲劇のヒーロー、源義経が奥州衣川の合戦で殺されたのでなく、蝦夷に落ち延び、その後、蒙古に渡り、成吉思汗になったと言う伝説が江戸時代、すでにあった。これを名探偵「神津恭介」が病院のベットで推理し、色んな角度から検証して、その真偽を探るというもの。

確かに、荒唐無稽な話ではあるのだが、この義経伝説は、古くからまことしやかに伝えられてきたらしい。日本人の判官びいきの賜物であろう。

それは、それとして、この小説は非常に面白い。読んでいるうちに、想像がどんどん膨らみ、少なくとも義経は、衣川では死んでいないと思わせる。いや、落ち延びて、北海道までは逃避行しなくてはいけないのだ。

この本を初めて読んだのは、高校生の頃。ワクワクしながら、一気に読んだ。そして、いつか、義経が逃避行したと言われる路、奥州から、北海道を辿って見たいと思ったものだ。しかし、いつの間にか、忘れてしまっていた。

今年になって、NHKの大河ドラマ「義経」が始まって、もう一度、この本を読みたいと思った。だが、初版は昭和33年。それから、光文社のカッパノベルスになり、文庫本になって何度か発行されたが、もうすでに絶版になっていた。

ところが、光文社創業60周年記念企画、「高木彬光コレクション」として、新装版が4月20日に発行になった。このあとも、高木彬光の代表作品が次々発行されるのは、彼のファンとして、喜ばしい限り。

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