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2016/05/21

「源氏物語」が面白いほどわかる本を読みました。

平成28年4月27日の記事で、源氏物語が面白いほどわかる本を紹介しましたが、一度、読了しました。(^^♪

いま、再度読み返しながら、並行して、田辺聖子著の「源氏物語」を読んでいます。

与謝野晶子をはじめ、いろんな作家が「源氏物語」の口語訳本を書いていますが、小説家の源氏本は、一字一句を口語訳しているわけではなく、それぞれの視点で書いているのでしょうね。他のは、読んでいないので、わかりませんが、田辺聖子の本は、少し違っています。

「源氏物語」が面白いほどわかる本は、最初の部分が、源氏物語の重要な部分ということで、丁寧に口語訳、そして、解説されてます。

光源氏の父である桐壺帝の、母である桐壺の更衣に対する深い愛情。しかし、それが、他の女御、更衣の嫉妬を買い、桐壺の更衣は、神経をすり減らし、源氏が幼いころに亡くなってしまいます。

「 いづれの御時にか、 女御、更衣あまた さぶらひたまひけるなかに、。。。」

女御と更衣。これは、宮廷の帝のそばに侍らう女性たち。そして、その身分を現しています。


帝のお嫁さんにも、身分があり、大臣以下の公卿の娘が女御。公卿またはそれ以下の娘が更衣。帝の第一のお后である中宮は、女御の中から選ばれる。


知らなかった!!
これが重要なのです。

桐壺の更衣の父は、藤原氏でありながら、大納言までで、大臣にすすめなかった。母の北の方は、皇族に繋がる高い位だったけれども、父親が大納言までだったので、更衣の身分のままだったのですね。

この、女御、更衣あまたさぶらいたまいけるなかで、桐壺帝が一途に愛したのが、桐壺の更衣だったわけです。桐壺帝には、一番先に入内した弘徽殿の女御との間に、一の宮(男子)がいますが、まだ東宮になっていない。弘徽殿の女御は、時の権力者右大臣の娘ですから、力を持っています。

この時代は、長子が東宮になると決まってはい無かったので、桐壺帝は、桐壺の更衣の忘れ形見、光源氏が一番かわいいわけですが、もし、源氏を東宮にすると、右大臣一派に光源氏の生命まで危うくされるかもしれないと、心配します。

そこで、弘徽殿の女御の一の宮を東宮にして、光源氏は、帝の子供でありながら、臣下の身分に落とすわけです。

そして、話は進みます。

桐壺の更衣が忘れられない帝に、思いがけなく、桐壺の更衣そっくりな先帝の四宮の姫がいるという情報がもたらされ、ここに藤壺の女御の誕生です。

この藤壺の女御こそ、光源氏の生涯の憧れの人であるわけです。

このあと、この物語のヒロインである紫の上を幼いころから手元に、源氏自ら育て、いつしか妻にするわけです。しかし、源氏は、紫の上の向こうに、藤壺の女御を見ていたのですね。

紫の上は、ひたすら、源氏を愛します。二人の間に子供はできなかったのですが、源氏が明石に流されていた時、明石の上との間にできた姫をも育てさせられる。

紫の上は、聡明ですから、やきもちをあからさまにするわけではありませんが、この頃から、二人の心のすれ違いが見えてきます。

紫の上は、事実上の妻ではありながら、正式な結婚もしていない。源氏の若い頃の后、葵上が亡くなっていても、女三宮が正妻となる。

とにかく、この壮大なラブロマンス。非常に面白い。そして、この参考書を読みながら、物語を読み進めていくことで、宮中の栄華の様子もわかります。

「源氏物語」は、世界に誇る大文学です。こうした大ロマンが千年の昔に、日本の女流作家によって生み出されたことはまさに奇跡と言えるでしょう。それを私はすべての人々とともに十分堪能したい。本書を開けば「源氏物語」のあまりの面白さに息つくひまもないはずです。この《愛と罪と運命の物語》、そして《絢爛たる王朝の年代記》を心いくまで楽しんでください。私は、この本を執筆している間、今まで経験したことのないような、何か不思議な感覚にとらわれました。

これは、本の帯封の著者の言葉です。


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